外縁の響

音楽のガイエン、そしてゲエンとしての響

イングリッシュコンサーティーナの練習10-高音域のボタン配置

次は中音域のオクターブ上の高音域(c6〜c7)の練習をします。

ポジションは中音域と同じですが、一番高い音を弾くために、左右とも小指をより曲げる必要があるかもしれません。もちろんこれは各個人の手の形によります。その他の親指と人差し指は同じようにセットします。

譜面はト音記号の1オクターブ上を表しています。

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c6-c7

ここでも上の譜例のように構えてボタンの位置を予測する基準にします。

左手

今度は左側のボタン配置です。

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高音域左

音はオクターブ上ですが、ボタンは中音域の右側の配置と同じ形です。

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高音域CM7

前項と同じく、ト音記号の上の8はオクターブ上を表す印です。

あと2つ練習します。

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高音域CM7-2.3

右手

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高音域右

中音域の左側と同い音のオクターブ上ですが、列が逆になっています。つまり音域が変わると微妙にボタンの配置も変わるので音域ごとに覚えるしかありません。

練習曲です。

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高音域Dm7

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高音域Dm7-2.3

両手

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高音域CM7-Dm7

これで高音域のオクターブの音が出揃いました。