音域
音域の図を再び挙げます。
他の音域と違い、低音域ではドからドまでのオクターブに加え、さらに下のソの音(g3)までを含めます。
五線譜ではこう。
第2ポジション
低音域のボタンは第1ポジションだと非常に弾きにくいです。低音域ではポジションを変えて第2ポジションで弾くことにします*1
このポジションでは低いボタンを弾くために小指を置く位置を変えます。
小指を指掛けから外し、指掛けの下(演奏時手前)に沿わせるようにします。これもボタン位置の確認の基準とするためですので、ずっとここに着けておかなくてはならないというわけではありません。
親指は今までと同様、ストラップに第1関節までを入れます。人差し指をボタンの列に沿わせることも変わりません。
第1ポジションと第2ポジションはどこで分かれるか、ですが、これは手の大きさ指の長さで変わってくると思います。決めるとすれば、私の場合は左右オクターブで構えた時に高い方の音がf 5より上のボタンになる場合は第1ポジション、それ以下の場合は第2ポジションと基本的にはなるかと思います。
低音域1
低音域をc4〜c5と、それより低い音を分けて練習します。前者を低音域1、後者を低音域2としておき、後で別項で練習します。
では実際に押さえてみます。まず左手側から。L2列の一番下のボタン=c4を左2で押さえます。
右手側は、ポジションは違いますが中音域でやったc5のボタンを右3で押さえます。
左右を同時に抑えるとオクターブが鳴ります。この音域が低音域1です。
*1:これは自分で勝手に考えたことです。