今回から音域で分けず、全てのボタン位置を一度に示します。私の48ボタントレブルでは低音域b♭3〜4、中音域b♭4〜5、高音域b♭5〜6となります。低音域が第2ポジション、中、高音域は第1ポジションで、主音b♭をオクターブで押さえ基準とすることは同じです。
ボタンを主音は赤丸で、新しい派生音e♭は黄丸で囲っています。
Dボタンの隣の、小さくD#と書かれたボタンは異名同音でe♭の替えボタンとして使えますが、あくまでメインはE♭のボタンで、これを使うと順次進行(音が2度動く)が左右交互でなくなります。
片手で1オクターブ内のボタンをb♭から上に弾くとB♭M7(シ♭、レ、ファ、ラ)と同じ音になります。この形は低音域では右手、中音域では左手、高音域では右手が担当します。ト音記号の上の(8)は楽譜の1オクターブでも演奏可能、(8/15)は1オクターブ上と2オクターブ上でも演奏可能という意味で書きました。
片手で1オクターブ内のボタンをb♭から下に弾くとCm7(ド、ミ♭、ソ、シ♭)と同じ音になります。低音域では左手、中音域では右手、高音域では左手が担当します。
以下2つの練習曲はb♭のボタンの位置が把握できていないとむずかしいと思います。
2オクターブで弾くと右手でB♭M7、Cm7(上行)、左手でB♭M7、Cm7(下行)になります。オクターブ上では左右逆が逆になります。
2オクターブで弾くとB♭M7を右手、左手(上行)、Cm7を右手、左手(下行)で弾くことになります。オクターブ上でも左右逆で弾けます。
e♭周りを練習します。今回はスラーをつけて5度を弾くのでb♭-e♭では人差し指-中指で弾きます。
次の練習もa-dを2指-3指で弾くことでスラーにできます。楽譜の音域では右手中心。オクターブ上でも弾けるので、その場合は左手中心に弾くことになります。4列目のb♭は小指で弾く練習もします。
B♭メジャー・スケール
オクラホマミクサーを弾きます。