今まで出てきた基準の音=主音をオクターブで取っていきます。
前までのこの手の練習より、音の跳躍が少ないので楽ですね。ちなみに音階ととらえるとG民謡音階です。でもこれは2度や3度の音のつながりとしてではなく、1つ1つのポジションとして音を取っていく練習です。
5度の指替えをやります。すでに同列のボタンを別の指で押さえる練習はしていますが、それをB♭メジャーでやります。
前に書いたようにこの指替えでは左右ボタン1列目を2指でとらないと、上の(5度や9度の)ボタンを押さえる指がなくなってしまいます。それが4小節目の赤字右2です。あと、無理がなければできるだけ1指と4指は所定の位置に置いておいた方が間違えにくいと思います。
次の練習曲は5度だけを抜き出したものですが、やはり4小節目でR1を2指で押さえることになります(赤字)。
新しい曲「ドラゥジーマギー」を弾きます。
この曲はメジャー(長調)でもマイナー(短調)でもなく、ドリアンというモードでできています。アイルランド音楽では良く使われるようです。次の楽譜ではB♭メジャーと同じ音群ですが主音がcのCドリアン・モードです。
この曲はテンポが早いので頭の3小節は指替えの練習にも使えます。
音源のリンクです。キーなど違いもあります。