外縁の響

音楽のガイエン、そしてゲエンとしての響

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イングリッシュコンサーティーナの練習5-音域とポジション

音域 イングリッシュコンサーティーナの音域は広いです。私の持っている48ボタンで3オクターブと4度あります。 これをドを境として3つの音域に分けると次のようになります。 音域1 中音域と高音域はド〜ドまでの1オクターブですが、低音域では便宜的にオクタ…

イングリッシュコンサーティーナの練習4-ボタン配列

イングリッシュコンサーティーナーのボタン配列 写真はコンサーティーナのボタンです。左の写真が左側面、右の写真が右側面のボタンです。 実際に構えた時は写真を横倒しにした形になり、左右とも写真の上が奏者の前方、写真の下が奏者の手前に来ます。 Eコ…

イングリッシュコンサーティーナの練習3-各部名称と構え方

各部の名称 名称2 名称3 構え方 左から 図は椅子に座った状態で楽器を構えたところを左から見た図です。 上腕(二の腕)が真っ直ぐ下に降りていれば、奏者の前腕の長さにしたがって、腿のどこに楽器が乗ることになるかが決まってくると思います。楽器はいつ…

イングリッシュコンサーティーナの練習2-序

このシリーズ「コンサーティーナ練習の記録」は、コンサーティーナ初心者の私が独学で学び、練習する過程を記録するものです。 私は今まで色々な楽器を弾いてきましたが、なかでもコントラバスとエスラジを20年以上弾いていました。その他、ピアノやタブラも…

イングリッシュコンサーティーナの練習1-前書き

なぜコンサーティーナを? 邦楽に和音を導入するにあたり、楽器は何が使えるか考えました。 当然、というか当たり前に笙を使いたいと思ったのですが、日本の笙ではあまりに音数が少なすぎます。*1中国の笙も(近親憎悪のためか)音色的にしっくりきません。…