外縁の響

音楽のガイエン、そしてゲエンとしての響

イングリッシュコンサーティーナの練習52-トロイカ伴奏付きAマイナー

複旋律の練習

Aハーモニックマイナーのボタンを上に数えた場合の音程です。上下左右は逆でも成り立ちます。

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ボタンの音程2Am

主音aを保続音*1としてAmM7,Bm7-5の分散和音を弾きます。上の数字は指番号で3小節目の赤い数字2は5度上のaと同じ指で押さえます。下の数字は両声部の音程です。この音域では左手で弾きますが、4小節目のg#は右手のa♭でも代用できます。

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伴奏準備Am-1

オクターブ高い場合は右手で弾くことになります。

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伴奏準備Am-2

トロイカ伴奏付き

下の楽譜は1段目がメロディーと伴奏全体で符幹(音符の棒)が上を向いている音符が旋律声部(メロディーライン)で、下を向いているものが伴奏声部(ここではベースライン)です。2段目は右手で弾く音を書いています。3段目は左手です。

⊓∨記号は⊓が蛇腹を引っ張る(広げる)、∨が蛇腹を押す(縮める)記号です。

前出のトロイカの楽譜とはキー以外にリズムにも違いがあります。ベースはスタッカートですので弾きやすいです。

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トロイカ伴奏付きAm-1

1小節目の右手の1拍目aは直前のeを2指で取ったため、3拍目で2指に替えたのは4拍目のg#を3指で取るためです。

 

5小節目の4拍目左手はc#を1指で取るのは私には結構難しいです。ただ、そうしないとメロディーのa-f が繋がらないので頑張るしかありません。無理な場合はc#を3指で取り、a-f を犠牲にするしかありません。

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トロイカ伴奏付きAm-2

最後のAmの和音は右手2指でaとeの両方を押さえます。


*1:和音とは関係なく伸ばされた音