ボタン同士の音程
すでに、3、5、7、9、11度のボタンの位置についてはやりました。ここで13度と15度についても見ていきます。
幹音(#♭のない音)の場合、13度(1オクターブと6度)は3つ上のボタン。15度(2オクターブ)は斜め上の3つ上のボタンになります。
このボタンの音程関係は左右(L2,L3)、上下が逆でも成り立ちます。例えばラのボタンの斜め下の2つ下のボタンは11度下のミです。
派生音(#♭が付く音)はその隣のボタン(L1,4)になります。下のドのボタンから短13度上のラ♭は3つ上の1つ外側のボタンということになります。
複旋律の練習
伴奏付きの曲を演奏する準備として、伸ばした音の上下に別の声部を付け加えます。使える指に制限があるので全てをスラーで弾くことはできませんが、なるべく音と音の間を開けないように練習します。下に書いた数字は全音符の音と上下の音との音程です。
指替え3
真下のボタンを押さえる時に上のボタンを押さえている指を使います。つまり1つの指で上下2つのボタンを押さえる方法です。この方法は演奏する人によってできたりできなかったりすると思います。私の場合薬指は思うようにいきません。練習するうちにできるようになるかもしれません。また低いポジションではやりにくいということもあります。
次の曲は1〜4指で2つのボタンを弾く練習です。リズムが狂わないように練習します。譜面通りだと右手の、オクターブ高く弾くと左手の練習として使えます。
この指使いを使うことで、先にやったこの曲がより弾きやすくなったと思います。3小節目の赤い数字1がそれです。